△日程第37 議案第29号
和歌山市の議会の議員及び長の選挙における
選挙運動の
公費負担に関する条例の制定についてまで
○議長(
岩城茂君) 次に、日程第9、議案第1号、平成6年度
和歌山市
一般会計補正予算(第5号)から、日程第37、議案第29号、
和歌山市の議会の議員及び長の選挙における
選挙運動の
公費負担に関する条例の制定についてまでの29件を
一括議題とします。 当局から
提案理由の説明を求めます。
--旅田市長。 〔
市長旅田卓宗君登壇〕
◎市長(
旅田卓宗君) ただいま上程されました諸議案について、その概要を御説明いたします。 まず、
補正予算についてでございますが、
一般会計におきまして、
生活排水による
公共用水域の
水質汚濁の防止と
水洗化の
普及対策としての
合併浄化槽の設置を推進する経費 1,338万 5,000円、
南海橋の
改修整備費として
債務負担行為を含め1億 570万円の補正のほか、第二
阪和国道早期着工実現に向けて積極的に推進していくため、用地の
自主先行買収に伴う
土地開発公社に対する
債務保証限度額90億円の補正及び
和歌山北バイパス建設に伴う七箇川流域の
排水系統の
検討調査設計費 530万円の補正、雑賀崎及び楠見
東小学校の
プール建設費として、
債務負担行為2億 400万円の計上が主なものでございます。
特別会計につきましては、
国民健康保険事業特別会計におきまして、
エイズ予防啓発事業の経費を計上いたしております。 次に、
条例関係でございますが、
一般職員の
研究職員等についての
フレックスタイム制、
介護休暇制度を整備する等の
和歌山市職員の勤務時間,
休暇等に関する条例の制定、
人権意識の高揚を図り、
部落差別をはじめあらゆる差別をなくするための、
和歌山市
部落差別をはじめあらゆる差別をなくする条例の制定ほか、9
条例案をお願いしてございます。 このほか、訴えの提起、
公有水面埋立ての
免許出願に対する意見についての議案、13件の
工事請負契約についての議案を提出してございます。 詳細につきましては
担当部長から説明させますので、
議員各位におかれましては、何とぞ慎重御審議の上御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
岩城茂君)
上野財政部長。 〔
財政部長上野宏君登壇〕
◎
財政部長(
上野宏君) 議案第1号から議案第8号まで、議案第10号から議案第15号まで、
別刷りの
議案書(その2)の議案第16号から議案第28号まで、
別刷りの
議案書(その3)の議案第29号につきまして、一括して御説明いたします。
議案書7ページをお開き願います。 議案第1号は、平成6年度
和歌山市
一般会計補正予算(第5号)でございまして、
歳入歳出それぞれ3億 1,569万 2,000円を追加し、
予算総額 1,324億 3,781万 6,000円とするものでございます。 次に、内容について御説明いたします。 8ページでございます。 歳入の部におきまして、
国庫支出金1億 126万 4,000円、繰越金2億 3,879万 4,000円等を主な財源といたしてございます。 次に、歳出の部でございます。 9ページでございます。 第1
款議会費 969万 1,000円の
減額補正は、
人件費の
精算等の補正でございます。 第2
款総務費 199万円の補正は、第1項
総務管理費におきまして所々
修繕料56万 1,000円、第2項
徴税費におきまして、
固定資産評価審査委員会委員報酬97万 2,000円の補正が主なものでございます。 第3
款民生費 1,193万 8,000円の補正は、第1項
社会福祉費におきまして、平成5年度
在宅福祉事業費精算に伴う
国県支出金返還金 106万 5,000円、入院時
食事療養費助成に伴う
事務経費 249万 9,000円、第5項
年金保険費におきまして、
基礎年金等事務取扱に要する諸経費 800万 7,000円の補正が主なものでございます。 第4
款衛生費 2,031万円の補正は、第1項
保健衛生費におきまして、国の
政令改正に伴う
予防接種健康被害救済給付金85万円、低
周波公害監視事業に要する経費 329万 7,000円、第2項
清掃費におきまして、
合併浄化槽設置費補助金 1,338万 5,000円の補正が主なものでございます。 第5
款労働費11万 7,000円の補正は、平成5年度
高年齢者労働能力活用事業費等補助金の確定に伴う
国庫支出金返還金の補正でございます。 第6
款農林水産業費 2,442万 4,000円の補正は、第1項
農業費におきまして
農業施設改良工事請負費 1,300万円、第2項
農林緑花費におきまして、松くい
虫駆除事業に要する経費79万 2,000円、
松林保護樹林帯環境整備委託料45万 3,000円、第3項
水産業費におきまして、
植栽等委託料 100万円の補正が主なものでございます。 第7
款商工費 2,534万 4,000円の補正は、第1項
商工費におきまして
海外需要開拓事業に要する経費 163万 4,000円、第2項
観光費におきまして、
和歌山公園内植栽に要する経費 1,350万円、
和歌山城の
石垣修復に要する経費 1,000万円の補正が主なものでございます。 第8
款土木費2億 3,554万 3,000円の補正は、第1項
土木管理費におきまして
光熱水費等 490万円、第2項
道路河川費におきまして、
道路維持修繕工事請負費 3,000万円、
南海橋の整備に要する経費 4,570万円、
住宅関連シーサイドロード建設事業の
事業費変更に伴う諸経費 8,534万 7,000円、七箇川改修に伴う
調査設計委託料 530万円、第3項
都市計画費におきまして、
新在家坂田線等の
事業費変更に伴う諸経費1億 2,026万 2,000円の
増額補正、次に10ページでございますが、第6項
住宅費におきまして、
改良住宅建替
建設事業の国からの内示に伴う 8,329万 3,000円の
減額補正が主なものでございます。 第9
款消防費9万 4,000円の補正は、
損害賠償金の補正でございます。 第10
款教育費 562万 3,000円の補正は、第1項
教育総務費におきまして
就学援助交付金 295万 2,000円、第2項
小学校費 102万円、第3項
中学校費 102万円は、いずれも
特殊学級の
備品購入費で、第6項
社会教育費におきまして、太田・
黒田遺跡の
発掘調査に要する経費63万 1,000円の補正でございます。 次に、11ページでございます。
債務負担行為の補正は、第2表のとおりでございまして、
一般国道26
号和歌山北バイパス改築事業に伴う
和歌山市
土地開発公社が借り入れる
事業資金の
債務保証として平成6年度から平成9年度まで90億円、
橋梁整備事業として平成7年度まで 6,000万円、
改良住宅建替
建設事業として平成7年度まで2億 1,769万 2,000円、
小学校プール建設事業として、平成7年度まで2億 400万円をそれぞれ
債務負担行為により新たに措置するものでございます。 次に、12ページでございます。
債務負担行為の変更は、いずれも
改良住宅建替
建設事業でございまして、国からの内示により
限度額等を変更するものでございます。 次に、13ページでございます。
地方債の補正は、第3表のとおりでございまして、
橋梁整備事業について
限度額 3,190万円と定め新たに追加するほか、次の14ページでございますが、
公害対策事業初め5件の
事業費変更によりまして、
限度額を 156億 7,290万円に変更するものでございます。 次に、16ページでございます。 議案第2号、平成6年度
和歌山市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)は、
エイズ予防の
啓発事業に要する経費 285万円の補正でございます。 次に、18ページでございます。 議案第3号、
和歌山市職員の勤務時間,
休暇等に関する条例の制定は、
一般職の職員の勤務時間,
休暇等に関する法律が平成6年6月15日に公布されたことに伴い、
研究職員等についての
フレックスタイム制の導入、
介護休暇制度の新設のほか所要の整備を図り、現行の
和歌山市職員の
勤務条件に関する条例を廃止し、新たに制定するものでございます。 次に、26ページでございます。 議案第4号、議会の議員その他
非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部改正は、
地方公務員災害補償法施行令の一部改正により、公務で
外国旅行中の職員について
療養補償の特例が設けられたことに伴い、条例による補償を受けるべき
非常勤の職員の
公務災害補償制度においても
常勤職員と同様の措置を講じるため、所要の改正を行うものでございます。 次に、27ページでございます。 議案第5号、
特別職給与条例の一部改正は、
特別職の市長、助役、
収入役、
常勤監査委員に対して支給していた
扶養手当、
勤勉手当を廃止し、新たに
通勤手当を支給する等、所要の改正を行うものでございます。 次に、29ページでございます。 議案第6号、
和歌山市職員の
退職手当に関する条例の一部改正は、
雇用保険法の一部改正に伴い、条例中に引用している同法の条名、
項番号が移動したため、所要の改正を行うものでございます。 次に、30ページでございます。 議案第7号、
和歌山市
教育委員会教育長の
給与等に関する条例の一部改正は、
特別職給与条例の一部改正と同様の改正を行うものでございます。 次に、31ページでございます。 議案第8号、
和歌山市
部落差別をはじめあらゆる差別をなくする条例の制定は、
部落差別をはじめあらゆる差別をなくするため、本市、市民の責務及び必要な事項を定めることにより、
市民一人ひとりの
人権意識の高揚を図り、心から人を尊ぶ
まち和歌山市の実現に資することを目的に制定するものでございます。 次に、34ページをお開き願います。 議案第10号、
和歌山市営住宅条例の一部改正は、
市営住宅の
家賃改定に伴い所要の改正を行うものでございます。 次に、39ページでございます。 議案第11号、
和歌山市
改良住宅条例の一部改正は、
改良住宅の
家賃改定に伴う所要の改正を行うものでございます。 次に、40ページをお開き願います。 議案第12号、
和歌山市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正は、居宅における療養上の
管理等の位置づけの
明確化を図るため、平成6年9月2日付で、
健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う
関係政令の整備に関する政令が制定され、
非常勤消防団員等に係る
損害補償の基準を定める政令が改正されたことに伴いまして、所要の改正を行うものでございます。 次に、41ページでございます。 議案第13号、議案第14号は、いずれも訴えの提起でございまして、議案第13号は、
南出章博氏を相手として、
市営住宅の
不正入居及び
家賃相当損害金不払いに伴う
住宅明渡し並びに
家賃相当損害金等支払いの各請求の訴えを提起するものでございます。 次に、42ページでございます。 議案第14号は、
田口恵子氏を相手として、
市営住宅の
家賃滞納に伴う
住宅明渡し及び
滞納家賃等支払いの各請求の訴えを提起するものでございます。 次に、43ページでございます。 議案第15号は、
公有水面埋立ての
免許出願に対する意見についてでございまして、
公有水面埋立法第3条第1項の規定により、
本市湊字青岸坪1342番61の
地先公有水面5万907.17平方メートルの埋立について意見を述べたいので、同条第4項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 次に、
別刷りの
議案書(その2)、1ページをお開き願います。 議案第16号から議案第28号までは、いずれも
工事請負契約の議案でございます。 議案第16号、平成6年度
杭ノ瀬公営住宅新築工事について、
株式会社阪和建設と2億 806万円で、 議案第17号、
新堀都市下水路流入渠工事について、
福興建設株式会社と1億 7,248万 1,740円で、 議案第18号、平成6年度松江団地建替
建設工事について、
西松建設・
淺川組建設工事共同企業体、
代表者西松建設株式会社関西支店と32億 9,600万円で、 議案第19号、
北部終末処理場沈砂池ポンプ棟築造工事について、
西松建設・
大豊建設建設工事共同企業体、
代表者西松建設株式会社関西支店と25億 7,500万円で、 議案第20号、
新堀ポンプ場増築ポンプ井・
沈砂池下部工事について、
大成建設株式会社大阪支店と13億 707万円で、 議案第21号、
貴志ポンプ場土留工事について、
株式会社鴻池組大阪本店と6億49万円で、 議案第22号、
公共下水道今福雨水管工事について、
小松建設工業株式会社大阪支店と2億 6,677万円で、 議案第23号、
公共下水道芦原2
号幹線工事について、
株式会社久本組と2億 3,072万円で、 議案第24号、平成6年度松江団地建替
建設機械設備工事について、
東芝空調株式会社和歌山営業所と3億 9,552万円で、 議案第25号、平成6年度松江団地建替
建設電気設備工事について、
株式会社きんでん和歌山支店と2億 4,926万円で、 議案第26号、
和歌山市
駐車場案内システム設置工事について、
日本電信電話株式会社関西支社と3億 2,425万 9,450円で、 議案第27号、
毛見雨水ポンプ場電気設備工事について、
三菱電機株式会社関西支社と3億 3,578万円で、 議案第28号、
和歌浦ポンプ場沈砂池設備工事について、
株式会社神戸製鋼所と2億 3,535万 5,000円で、それぞれ契約することといたしてございます。 次に、
別刷りの
議案書(その3)の1ページをお開き願います。 議案第29号、
和歌山市の議会の議員及び長の選挙における
選挙運動の
公費負担に関する条例の制定は、本市の議会の議員及び長の選挙における
選挙運動用自動車の使用及び
選挙運動用ポスターの作成について
公費負担を行うため、制定を行うものでございます。 以上でございます。
○議長(
岩城茂君) 矢田
水道局業務部長。 〔
水道局業務部長矢田彰吾君登壇〕
◎
水道局業務部長(
矢田彰吾君) 水道局の議案について御説明いたします。
議案書33ページをお開き願います。 議案第9号、
和歌山市
公営企業管理者の
給与等に関する条例の一部改正は、
特別職給与条例の一部改正に準じて、
公営企業管理者に支給していた
扶養手当、
勤勉手当を廃止し、新たに
通勤手当を支給する等、所要の改正を行うものでございます。 以上でございます。
○議長(
岩城茂君) 以上で
提案理由の説明は終わりました。 お諮りします。 本日の会議はこの程度にとどめ延会し、明12月3日から12月5日までの3日間は議案精読のため休会とし、12月6日午前10時から会議を開くことにしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩城茂君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 本日はこれにて延会します。 午前11時11分延会
-------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。 議長 岩城 茂 議員
石谷保和 議員
柳野純夫 議員
浜野喜幸...